2015 / 03
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レクチャー&コンサート

ピアノ音楽の歴史を辿る
第4回 ロシアのピアノ音楽 



講師名
ピアニスト イリーナ メジューエワ

ピアノ音楽の歴史と魅力に迫るシリーズ最終回。今回のテーマはロシア音楽です。
19世紀半ば以降飛躍的な発展を遂げるロシア音楽の歴史を概観しながら、「ロシア音楽の父」と呼ばれたグリンカや、日本で最も有名なロシア音楽家の一人であるチャイコフスキーなどさまざまな作曲家の作品を、解説と演奏で紹介します。

<演奏予定曲目>
グリンカ:ノクターン「別れ」
チャイコフスキー:「四季」より「舟歌」「トロイカ」
ムソルグスキー:瞑想
スクリャービン:左手のためのノクターン op.9-1
ラフマニノフ:プレリュード op.32-12
プロコフィエフ:「風刺」より 第5曲
メトネル:カンツォーナ・セレナータ(夕べの歌) ほか

ロシア出身の人気ピアニスト、イリーナ・メジューエワさんが簡単な解説を交えて演奏します。
サロン・コンサート形式でお楽しみください。
 


~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~


昨年から続いている講座の最終回(4回目)

実は、第3回ロマン派には
昨年末、仕事で忙しくて参加できなかったので
重要な時代が抜け落ちたぁ~
(なかなかショパンさんと仲良くなれる機会を持てません^^;)


「豚に真珠」「馬の耳に念仏」と唱えつつも
ロシア出身のメジューエワさんならではの特別な回なので
また、のこのこ出かけて行きました



メジューエワさん、やっぱり・・・何度見ても・・・細っ!w
(どーしても、そこw)

メジューエワさんは今月
第27回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞のクラシック部門(独奏・独唱部門賞)を
受賞されたそうです。
おめでとうございます^^

ピアニストさんには、御多分に洩れず色々な評価がツキモノですが
私は結構好きです♪


彼女は「作品は楽譜の中にしか存在しません」というポリシーの元
必ず楽譜を置いての演奏をなさいます

細い体からは想像できない
「誠実な音」「骨太な音」「たっぷりとした音」という印象を受けます
(私なんかが言うにはおこがましいですが・・・)


ロシアの曲にはとても興味があったので
すごーーーく勉強になりました。

チャイコの「四季」は、全部とは言わない(言えない)けど
あと何曲かは弾きたいな~♪やっぱり大好き!

「四季」には1曲づつ詩がついていますが
ロシア語で詩の朗読をしてから演奏してくれて
言葉は全く分からないけど(^^;)
ロシア語独特の空気感が流れ込むのが素晴らしい経験になりました。

グリンカも、好きなんだなぁー♪






以下、激しく殴り書きメモ・・・
長すぎるので、興味があればどうぞ^^



~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~♪ ~*~



ロシアのクラシック音楽の歴史はそれほど古くない
それまでは、「伝統的な教会音楽」と「宮廷音楽」

1836年グリンカが
ロシア初の国民的オペラを発表
その後短い時間で一気に発展。
1913年ストラヴィンスキーが 「春の祭典」を発表し
ヨーロッパ中をびっくりさせるまでに、わずか77年間




グリンカ:1804-1857
ロシア音楽の父と言われる
ショパン、シューマンと同じ時代の作曲家

当時ペテルブルクの宮殿では、イタリアの作曲家が仕切っていた
1836年ロシア初の国民的オペラを発表

基本的語法はは西洋音楽を真似しながら
ロシア的な音楽を作ることに成功した最初の作曲家

♪ノクターン「別れ」



ムソルグスキー:1839-1881
ロシア五人組のひとり
国民的音楽をさらに推し進めた

五人組=面白いことにみんなアマチュア作曲家
(作曲を専門に勉強したわけではない)
ボロディン=科学者
コルサコフ=海軍の軍人
ムソルグスキー=役人

ロシアの歴史をテーマにした大きなオペラ作品を作った
ピアノ代表作「展覧会の絵」
最もロシア的な作曲家
ロシア的=①カオス(混沌)と②精神

①カオス=ロシア国土が広い、民族も多い、人の多様性、内面も混沌、なかなかまとまりがつかない
②精神=スピリチュアルなものを大事にする、生きる、死ぬを深くまじめに考えている

ムソルグスキー=典型的ロシア人
アイディアがありすぎて、自分自身で整理できなかった
未完成な曲が多い

♪瞑想
内面的、精神的な感じが強い、ちょっと不気味=ムソルグスキーらしい作品



チャイコフスキー:1840-1893
ロシアを代表する作曲家

ムソルグスキーとは正反対
 音楽の教育を受けた
 西洋風の音楽を作る
  シンフォニー6曲、コンチェルト、、、

ロシア人=論理よりも歌心(感情や気持ち)を大切にする
チャイコ=ロシアの魂のシンボル、ロシア精神の鏡
人間の内面的なもの、悲劇的なものを幅広く作品で描いている
メロディスト


♪「四季」より6月「舟歌」
♪11月「トロイカ」

それぞれの曲の前についているエピグラフ(詩)を
ロシア語で朗読してからの演奏




リャードフ:1855-1914
チャイコとラフマニの間の時代
コルサコフの弟子
プロコフィエフの先生
ペテルブルク学派

1862年ロシアで最初の音楽院がつくられる(ペテルブルグ)
アントンルビシュテイン(兄)がつくる
1866年ニコライルビシュティン(弟)がモスクワに音楽院を開く
以降、ペテルブルク学派とモスクワ学派が生まれる

ショパンの影響大
前の時代(グリンカ)に比べるとハーモニーが細かく繊細

♪前奏曲 op.11-1


スクリャービン、ラフマニノフ、メトネル
3人はほぼ同じ時代
3人ともモスクワ音楽院で勉強、ピアニストとしても大変な腕前

スクリャービンとラフマニノフは、同じ先生の元
タイプが正反対
スクリャービン=小柄、痩せる、繊細なぴあにずむ、細やか、女性的
ラフマニ=大男、身長2メートル、ドからソまで届く(25センチ)、男性的、ドラマチック

彼らが活躍した19世紀終わりから20世紀初め=シルバーエイジと呼ばれる
(ちなみにゴールドエイジはグリンカの時代1830-1840ごろ)



スクリャービン:1872-1915
初期スタイル=ロマンチック(ショパン、リストの影響)
中期=神秘和音を使うようになる(普通の和音3度から¥スクリャービン4度から作る)
後期=さらに神秘的な感じが強くなる。独特。シンボリズム。

シンボリズム=芸術的なものは魔術的、作曲家は神の声を伝える人
最後には「自分が神である」と言いだした


前期 ♪左手のための前奏曲 op.9-1
中期 ♪練習曲 op.42-4
後期 ♪前奏曲 op.74-1(最後のピアノ曲)

スクリャービン43歳で亡くなる
「左手のための…」は、練習しすぎで右手を痛めたときに書いた曲
まるで、両手で弾いてるみたいな音・・・@。@




ラフマニノフ:1873-1943
ロシア革命(1917)の後、アメリカへ亡命(ピアニストとして忙しく、作曲の時間が無くなった)
ピアノ作品のほとんどが、ロシア時代に書かれてる

魅力=スケールが大きい、熱い歌心、息の長さ


♪前奏曲 op.32-12
♪前奏曲 op.23-7
♪前奏曲 op.32-5
♪前奏曲 op.32-13




プロコフィエフ:1891-1953
ロシアにとって新しいページを開いた人

5人組やチャイコ、スクリャービン(神秘主義)の影響を受けていない
ルーツは別のところにある

ロシア音楽=19世紀ロマン派の時代に生まれ発展
ロマン派=文学的、ストーリー性強い

プロコフィエフは、ロシア音楽を古典派に戻す
彼が音楽院で勉強していた当時(1910年代)、ロシアでいちばん進歩的と思われていたのはスクリャービン
それに代わる新しい流れを作った

力強く、モダン、20世紀らしい音楽
ユーモアやシニカル。革新的な感じ
冷めた目で全てのものを見る


♪「風刺」op.17より 第5曲
♪「束の間の幻影」op.22より 第3曲、第10曲




メトネル:1880-1951
大ピアニスト、保守的
(プロコフィエフ=革新的)

1917ロシア革命の後、フランス→ドイツ→イギリス
ロシアのショパンと呼ばれる
①ピアノの為にだけ作曲したから
②2つの文化をもつ
ショパン=ポーランドとフランス
メトネル=ロシアとドイツ
ドイツ系の家系

ドイツ的(論理強い、強情)+ロシア的(感情の豊かさ、歌心)

人間的にも保守的
妥協は一切しない
世の中の流行りに対して興味が無かった

伝統的なやり方で音楽のルールを守りながら職人的な音楽を作る
当時1920年代ヨーロッパの主流は十二音音楽(ドデカフォニー)
メトネルは反対し古典的なものを続ける
ラフマニノフとメトネルは、友人
「有名になりたかったら作曲家として成功したかったら、シンフォニーを書きなさい」
メトネルはピアノ曲だけで勝負
ピアノソナタ14曲
ピアノ小品たくさん
ピアニスティック的
ピアノの可能性を良くわかっていた人
弾きこたえのある曲(=ショパン的)

詩的、ポリフォニー、複雑な作品が多い
バッハ、ベートーベン、ブラームスのルーツも

リズムはシューマンのような面白さ


♪夕べの歌op.38-6
♪プリマヴェラ(春)op39-3







余談ですが
先日の発表会のために、いろんな「四季」の演奏を聴きましたが
ウラジミール・トロップ氏の丁寧な演奏がとても参考になりました。
今回初めて、メジューエワさんがトロップ氏のお弟子さんと知り
改めて、新しい視点で曲を聴きなおしてみようかな~って思いました♪







ぴあみーちゃ

Author:ぴあみーちゃ
2014年1月より、35年ぶりにピアノを習い始めました。ブルク終了しツェルニー30、ソナチネ付近をフラフラ漂っています♪
月曜から土曜までフルタイム勤務。毎晩すぐ眠くなってしまうヘタレ。練習時間の確保が課題。

申し訳ありませんが、しばらくレッスン記事は限定にしてます。
大したこと書いてませんので~お気軽にパスワードまたはブロとも申請してくださいm(__)m

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